11Oct

日本橋にある『そばよし』。
江戸時代から続く鰹節の卸問屋「中弥商店」が経営する「立ち食いそば屋」です。
NHK『ブラタモリ』、TBS『マツコの知らない世界』でも紹介されました。
このお店に行く前に知っておかなければいけないのが、注文の流れ。
『そばよし』はいつも混んでいるので、行列ができていることが多い。
行列ができていると、その列にすぐに並びたくなるのですが、このお店では最初にチケットを買うのがルール。
注文の流れは、
①チケットを購入(券売機はお店の中にあります)。
②半券を店員さんに渡す。
③列に並ぶ。(列がなければ席を確保しましょう)
④半券に書いてある番号番号が呼ばれたら蕎麦と交換。
⑤美味しくいただきましょう。
この流れを知らないでチケットを買わずに列に並ぶと後から来た人にどんどん抜かれてしまうという悲しい状況になるので注意してください。
店内は、お客さんの数を考えるとかなり狭い。
「食べている人」、「返却口に返そうとする人」。「チケットを買う人」が入り乱れてかなり混雑しています。
『そばよし』はお蕎麦が美味しいのは言うまでもないが、それに輪をかけて評判なのが、ライスを注文した時に提供される「粉かつお」をかけて食べる「おかかご飯」。
ということで、
今回は、「長いもそば」、「ライス」、「生卵」を注文しました。
老舗の鰹節卸問屋が経営しているだけあって、つゆは無化調。
熱々の汁に香る鰹節の香りがたまりません。
そばは、自家製麺で更科っぽい感じ。
立ち食い蕎麦のレベルを超越しています。
そしてライス。
まずは、ライスに「粉かつお」をふりかけて醤油を数滴たらします。
温かいライスにふりかけられた「粉かつお」の香りが増して食欲をそそります。
「粉かつお」に「醤油」というシンプルな組み合わせががよく合います。
この組み合わせでライスを半分ほど食べて、いよいよ生卵を投入。
「粉かつお」入り「玉子かけご飯」、美味しさ倍増です。
この「粉かつお」。鰹節を作る際にできた「削りかす」だろうけど、味も香りも最高です。
以前は、「粉かつお」をカウンターに置いてあったようですが、
この「粉かつお」を盗んでいく心無い客がいたようで、最近はライス(半ライス)を頼んだ人だけに提供されるようになったようです。
『そばよし』ですが、営業日が平日のみということで、なかなか行く機会がないのですが、平日に日本橋に来る機会があればまた立ち寄りたいです。
江戸時代の三大ファーストフードのひとつだった蕎麦のお店が日本橋という立地も良いですね。
ご馳走様でしたm(__)m
店名:そばよし
TEL:03-3241-0884
住所:東京都中央区日本橋本町1-1-7 本町山崎ビル 1F
アクセス:東京メトロ銀座線 三越前駅(A1出口)徒歩2分
東京メトロ半蔵門線 三越前駅(B4またはB6出口)徒歩2分
JR総武本線 新日本橋駅 徒歩5分
東京メトロ東西線 日本橋駅 徒歩5分
東京メトロB6出口を出たら右へすぐの交差点を出口を背にして渡ったら
右側に進み高速道路の下を左折50m先の左
営業時間:7:30~20:00
定休日:土曜日、日曜日、祝日
P.S. コレド室町(COREDO室町)に鰹節界のパイオニア“にんべん”が運営している『日本橋だし場』に立ち寄り、「本枯鰹節」を購入。
自宅で「おかかご飯」を再現してみようと思う。