28Feb
最近、「体内乾燥」という言葉をよく耳にします。
冬の寒い時期、乾燥肌にお悩みの方もたくさんいらっしゃると思いますが、
実は、この時期、髪や肌と同じようにカラダの中も乾燥しているんです。
体内乾燥って?
体内乾燥とは、言葉のとおり、「体の水分量が減ってくる」ことを言いますがと、実はそれだけではないんです。
カラダの中の必要なところに水分がいきわたらない一方で、不要なところに水分がたまってしまい、カラダの中の水分バランスが崩れてしまうことなんです。
体内乾燥は、カラダにいろいろな影響を与えるため、意識して適度な水分補給をおこない、カラダの中の水分バランスを最適にする必要があるんです。
体内乾燥による影響は?
カラダの中の水分量が少なくなることで血液が濃くなり、血流 ・ 血行が悪くなるなど影響があります。
さらに、
免疫力が低下する
自律神経が乱れる
血圧が高くなる
脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる
便秘になりやすくなる
老化
むくみ
など様々な影響があります。
体内乾燥を改善するには?
体内乾燥を改善するには、適度な水分補給が大切です。
食事に含まれる水分を除いて、一日に1.5~2Lを目安に水分補給を心掛けましょう。
カラダの中の水分バランスを最適にする必要があるんです。
効果的な水分補給のタイミングは?
一日に8~9回を意識して水分補給することが健康、美容に効果的です。
たとえば、コップ1杯程度の水を
起床時 ⇒ 朝食 ⇒ 10時 ⇒ 昼食 ⇒ 15時 ⇒ 夕食 ⇒ 入浴前後 ⇒ 就寝前
のタイミングで飲むことを習慣にすると、無意識に水分補給ができるようになります。
どのぐらい飲めばいいの?
一度に大量に水分を摂るよりも、こまめな水分補給が効果的です。
人間の体は、飲んだ水をすべてを体に貯えることができないので、余分な水は尿として排泄されるてしまいます。
さらに、大量の水分で胃液が薄められてしまうと食事の際に消化不良を起こしてしまう可能性があるので気をつけましょう。
入浴前は必ず水分補給を!!
入浴前の水分補給の大切さはあまり知られていないようです。
入浴中はたくさんの汗をかくため、体から多くの水分が失われます。
お風呂の温度や時間によりますが、短い時間の入浴で100ml程度、一般的には500ml前後の汗をかくそうです。
※42度前後のお風呂に15分入浴すると800ml程度の汗をかくそうです。
就寝前の水分補給はとっても大切です
就寝中にトイレで起きるのが嫌って、夜にあまり水分を摂らないようにしている人がいますがあまりよくないことです。
人間は睡眠中、とくに暑さを感じていなくてもコップ1杯程度の汗をかきます。
就寝前にコップ一杯の水を飲むことは、とっても大切なことなんです。
※就寝前に大量の水分を摂ると、腎臓に負担をかけてしまうので注意してください。
また、就寝前のコーヒーやお酒などのアルコール類は、利尿効果があるのではあまりお勧めできません。
最後に
体内乾燥を防ぐには、日頃から適度な水分補給をする習慣を身につけることが大切です。
一日に8~9回、こまめな水分補給をこころがけましょう。